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マンガ

「トロッコ問題」より難しいかと思ったら…線路を切り替えた先には

何個なの

小山コータローさんのマンガ「トロッコロッコ」
小山コータローさんのマンガ「トロッコロッコ」
なにを考えさせられているんだろう…。漫画家・小山コータローさん(@MG_kotaro)が描くのは、どこか奇妙だけどなぜかツボに入る4コマ漫画。想像の斜め上からくる小山さんの発想力で、ちょっとダウナーな頭をやわらかくしてみませんか。
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小山コータローの4コマ劇場

「トロッコロッコ」

小山コータローさんの漫画「トロッコロッコ」(編集部注=トロッコ問題とは、「制御不能になり暴走するトロッコ」の線路上に複数の作業員がいた場合、直進するとそのまま複数人がなくなってしまう。一方、線路を切り替えるとその先にいる一人が亡くなってしまう。そのどちらを選ぶかという倫理的問題)
小山コータローさんの漫画「トロッコロッコ」
(編集部注=トロッコ問題とは、「制御不能になり暴走するトロッコ」の線路上に複数の作業員がいた場合、直進するとそのまま複数人がなくなってしまう。一方、線路を切り替えるとその先にいる一人が亡くなってしまう。そのどちらを選ぶかという倫理的問題)

仏具をもらった

たびたびXでも話題になるギャグ漫画作家の小山さんに、漫画にちなみ、「『思ったよりも多かった』経験」を聞いてみました。

思ったより多かった経験といえば、差し入れですかね。

以前コミティアに出たときに差し入れを山ほどもらったのですが、あんなにもらえるとは思いませんでした。そのせいでアイドルになったような気持ちになったので、なぜこの後俺は電車を乗り継ぎ車を1時間運転しないと自宅に帰れないのか腹が立ちました。

しかし本当に差し入れというのはうれしいものです。配信でグミが好きだとよく言っていたのでグミもたくさんもらいましたし、甘いもの、おせんべい、ご当地グッズなどなど本当にいろいろなものがありました。

販売する本をいれていた段ボールが空いたのでそれに詰め込んでも入りきらないほどでした。
なかでも大きかったのはケース入りの日本酒をいただいたのですが、こんなサイズの瓶がこの世にあるのか?と思うほど大きく、おそらく六升瓶だったのではないかと思います。

身長5mの山賊の大将が飲むサイズの日本酒でしたが、4mギャグ漫画家として恐れるわけにはいかずしっかり飲ませていただきました。

あと、差し入れのカテゴリーに入れていいのかわかりませんが、お坊さんから五鈷杵(ごこしょ)という仏具をいただきました。しかも、ダルメシアン柄にペイントされたものです。

どうやら邪を払い、煩悩を打ち消すための道具らしいのですが巨大日本酒や煩悩のままにむさぼるであろう甘いものをたくさんもらったイベントで、それらを打ち消す仏具をいただけるとは思いませんでした。

家に帰って、その仏具を横目に甘いものを食べながら日本酒を飲んだのでおそらくカロリー(煩悩)を打ち消してくれたことでしょう。

これからの時代は仏具ダイエットです。

<こやま・こーたろー>
漫画家。「違和感」を作風とし、漫画家のSNS「コミチ」やXで毎日4コマ漫画を発信中。前後関係を無視したセリフや、突拍子もない理不尽な展開が得意。初の書籍『デリシャス・サンド・ウィッチーズ』(扶桑社)発売中。Xアカウントは@MG_kotaro

   ◇
漫画家・小山コータローさんの連載「#小山コータローの4コマ劇場」は原則週1回、withnewsで配信していきます。
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